車査定・買取についての保障関係のトラブルには何がある?

自動車を売却する時に1つ気をつけておかないといけないことがあります。
それは瑕疵担保責任というものです。
これは中古車の売買だけではなく、物を売買する時には発生する責任を意味しています。

中古車の場合ですと、売主は買主に対してその車に起こっている不具合は包み隠さず申告しないといけません。

中古車の場合、一見して見つからない不具合というものもあり、詳しく検査をすることで発見できたなどのこともあるのです。
この時に発生する責任が瑕疵担保責任だと考えてください。
良く査定時に買取額をアップさせようとして、不具合を隠してしまう人もいるようですが、何かしらの不具合を知っていながら、それを隠して売却をしたという場合は、最悪は詐欺として扱われることもあるので、正確に報告するようにしましょう。

瑕疵担保責任ってどんな時に発生するの?

瑕疵担保責任は売却時に説明されなかった不具合が起こった時に発生します。
しかし、中古車の場合は消耗品ですので査定時には見つからなくても、少し時間が経過することで出てくる不具合というのもあるようです。
そうなると、一概に売主が補填するのは厳しくなってくるので、損をするなら売りたくないと考える人も増えてきます。
そこで中古車取売買においては、この瑕疵担保責任を何ヶ月という形で期限を区切っていると考えてください。
一般的には3ヶ月程度の期間となるのですが、この間に不具合が起これば売主の責任となり、この期間をすぎれば買主の責任となります。

この保障期間におけるトラブルってどんなもの?

この保障期間で良くあるトラブルが、不具合が起こったから買取額を減額するという通知がくるケースです。
ただし、上でも書いたようにきちんと説明していれば、売主側には落ち度がないと考えられますので、こちらが補填する必要はありません。
しかし、難癖をつけてくるような業者も多いので、どんな内容の不具合が起きたのかなどを必ず確認するようにしてください。

自分では解決が難しいとなれば、国民生活センターや法テラスなどを利用することをお勧めします。

タイトルとURLをコピーしました