自動車の査定、買取においてその車のメーカーは重要な要素になりますが、それだけで査定額が決まるわけではありません。
査定額は車の状態を総合的に判断して決められるものですので、その他にどんなことが強みになるのか、これを理解しておく必要があります。
外装、内装は綺麗か
これは車を売るうえで非常に重要な要素になります。
たとえば購入してからまだ間もない車だとしても車体に傷が多く、車内も汚れているようでは高額査定は期待できません。
逆に古い車だとしても傷がなく、車内も綺麗な状態なら査定額はアップします。
買い取られた後、中古車として販売されることになるわけですが買取業者はこうした傷や汚れを修理したり掃除したりしなければなりません。
当然費用がかかりますのでその分が査定額から引かれる仕組みです。
メーカーがどこかよりもこうした部分の方がより重要になってきますので車を査定してもらう前には車の状態をよくチェックしましょう。
自分で修理できる程度の傷なら修理してしまい、車内はしっかり掃除をして消臭剤などでニオイも除去しておきましょう。
ごくごく簡単なことですがこれだけでも査定額に違いが出ます。
売る時にはこれがそのまま販売されるということを意識することがポイントです。
需要はあるのか知っておきたい事
たとえ人気のメーカーの車だとしても欲しいと思う人がいなければ査定額もアップしていきません。
中古車市場で十分な需要があるのか、これも大切なポイントです。
そこで気を付けたいのがその車のモデルチェンジの時期です。
モデルチェンジされた直後はどうしても新しいタイプに人気が集まり、旧型のものは需要が落ち込みます。
これまでは高額査定が期待できていたのにモデルチェンジを機に一気に価値が落ちるなんてことも珍しくありません。
需要は車の価値を決める大きな要素になりますので売るタイミングを考えることも必要です。
時期によって査定額が変わりますのでできるだけ最適な時期に査定をしてもらうように意識しましょう。