しかし、壁に擦ってしまいバンパーを修理したことがあったり、自宅の塀などにぶつけてしまいリアのハッチを修理したことがあったりしたら、しっかりと伝えるべきです。
当然、事故歴や修復歴があると査定金額は下がってしまいます。それは仕方ありません。ただ、それだけではなく、査定時は隠し通すことができたとしても後々になって隠していたことが買取業者にバレてしまうとトラブルに発展してしまう可能性が高いからです。
嘘をつかない
買取業者の査定士に「事故歴はありますか?修復歴はありますか?」と聞かれない限りは、自ら進んで伝える必要は無いことに法律上はなっています。あきらかに自分に不利になるようなことは話さなくてもよく、何かの罰を受けることもありません。
しかしながら、先程の問いかけに対して「嘘」をついてしまうと告知義務違反とみなされ、罰を受ける対象になります。もし、買取業者との間で売買契約が成立していたとしても、「嘘」の申告をしていたことがバレると、その時点で契約はなかったものになります。また、最悪なケースだと買取業者側から賠償責任を追及されることもあります。
「事故歴はありますか?修復歴はありますか?」と問いかけを受けた時は、正直に伝えるようにしましょう。後々、トラブルになるのを避けるためにも「嘘」はつかないようにしましょう。
聞かれなかったとしても
聞かれなかったら話さなくても罰は受けないと上記しましたが、聞かれる前に事故歴や修復歴があるようなら伝えておく方がトラブルを避けることはできます。
大きな事故について話すことはもちろん、小さな事故についても聞かれる前に話すことでだいぶ印象は変わります。良い印象を持ってもらうことで気持ちの良い取引にもつながります。小さな事故に関しては、査定金額への影響はそこまでないので隠さずに話した方がいいでしょう。