車査定の見積もりで見積もられた金額はその後も変わらない?

車査定の見積りは、一度出たら最後まで変わらないと思っている人もいますが、それは大きな間違いです。
車査定の見積り金額ははっきりと、最初の金額から変わることがあります。
なぜ変わるのか、またどんな場合に変わるのか、それをこれから解説していきます。

実車を査定した後で変わる

インターネットの無料一括査定を利用する方もいらっしゃいますが、ネットの一括査定では、最初に車の情報を入力するといきなり各社の査定金額が出揃います。
このスピーディーさがネット査定の売りでもあるのですが、しかしここで出る金額は概算価格といって、あくまでも入力された車の概要情報だけを基に価格を出しています。
これが最終価格になるわけではなく、その後実車の査定が行われ、その査定の結果改めて最終価格が提示されることになるので、この意味で、見積り金額は途中で変わる可能性があります。

  • もちろん、最初の金額と実車査定後の金額が変わらないこともありますが、実物を見て初めて減額対象のポイントに気づくということもありますので、金額は良くも悪くも変わる可能性が高いといえるでしょう。

  • 以上のように、ネット査定を利用する場合は、最初の概算価格と最終価格では金額が変わる可能性があります。

    ウソの申告や瑕疵が見つかった場合

    車査定において最終価格が決まったあとでも、金額が変わることもあります。
    それはどのような場合かといえば、車の傷や修復歴について本人が黙っていて、それが後になって発覚した場合、また業者が引き取った後で重大な欠陥などの瑕疵が見つかった場合です。
    このような場合は、すでに売買契約を結んだ後でも金額が変わる可能性があります。

    • それどころか、悪質な場合は損害賠償を請求されてしまう恐れもあるので注意しなければなりません。

    • 売買契約後に重大な欠陥が見つかった場合は、業者によっては売買契約そのものを破棄してくる可能性もありますが、少なくとも減額されることは当然だと思わなければなりません。

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