季節などの時期により、同じ車でも査定額に違いがでますか?

車を売却する時に気にしておきたいのが、季節だと言われています。
季節が違えば、同じ車であっても買取額が大きく変わってくるとされているのですが、その理由について考えてみましょう。

季節によって買取額が違ってくる理由とは?

中古車の相場というのは需要と供給に大きな影響を受けてしまいます。
これは絶対の大原則となり、季節によって買取額が違ってくる理由とも言えるのです。
少し考えてみるとわかるのですが、冬の寒い時期にオープンカーに乗りたいと思う人は多くないでしょう。
これと同様に、ファミリカーとしてトラックを購入するという人もいません。

つまり、車を購入する人にとっても需要が高まる季節があるということです。

では、具体的にどんな車が季節として有利なのかを考えてみます。
最も代表的な例としては、オープンカーは夏というものです。
夏の暑い季節にオープンカーで颯爽と走りたいという願望を持っている人は多く、どうしても夏場には需要が高まります。
ですので、オープンカーを売却するのなら相場が高くなりつつある夏前の時期が良いと言えるのです。
夏前になると、販売店としても数を揃えるようになりますので、多少相場よりも高値を出しても買取してくれると考えられます。

もう1つ代表的なのが春先です。
春になることで、これまでとは生活環境が変わるという人は多くいます。
学生から卒業して新社会人となる人、お子さんが進学をしたという人、などのように1つの節目となる時期です。
この時期にあわせて車を買い替えようと考える人も多く、特にファミリーユースされる車に関しては需要が高まると考えられます。

また、ボーナスの時期というのも季節的に需要が高まる時期です。
この時期は上でも触れたように、販売店側も在庫の確保に力を入れますので、相場も高くなりがちだと考えておいてください。

季節にこだわりすぎるのも危険って本当?

高く売れる季節があるのなら、その時期になるまで待とう考える人もいるかもしれませんが、その考え方は間違っていると言えます。
その理由はとてもシンプルで、年式が古くなってしまう可能性があるからです。

中古車というのは、ともかく年式が新しい方が好まれますので、年式を古くしてまで高くなる季節を待つというメリットはありません。

車の売却を考えた1ヶ月後くらいが、ちょうど高くなる季節だと言うのなら問題ないでしょう。
しかし、来年の春まで待たないといけないというようなケースですと、年式が古くなってしまいますので、先に売却しておきたいです。

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