愛車を査定してもらう時に知っておきたいことの1つとして税金と保険が挙げられます。
具体的には自動車税、自動車重量税、自賠責保険のことで、この3つと車の査定の関係を知っておくことが大切です。
税金や保険料は戻ってくる?
自動車税や自動車重量税、そして自賠責保険の保険料は車を売却した際に余分に払っている部分があれば還付金として返ってきます。
たとえば自動車税は毎年1回、1年分をまとめて支払う形で、5月に納付書が届くのが一般的です。
5月に自動車税を支払い、6月に車を売ったとすると7月以降の税金が無駄になってしまいますがその分が戻ってくるわけです。
つまり余分に税金を支払うことがないようにできています。
自動車重量税なら車検の有効期限に応じて、自賠責保険の保険料なら自動車税と同じように残りの月数に応じて還付金を受け取れます。
意外と知られていないことですが非常に重要な話になりますのでしっかりと抑えておきましょう。
また、そもそも年度末に売るなどして無駄な支払いが発生しないようにすることも1つの方法です。
扱いは業者ごとに違う
払い過ぎた税金は保険料は戻ってくると紹介しましたが、実際に業者に車を売ると還付金を受け取れない場合があります。
実は業者によっては還付金を買取額の中に含めていることがあるのです。
高額買取だと思っていたら実はその中に還付金が含まれている形です。
還付金が受け取れないわけではなく、買取金額と一緒に受け取るだけなので損をしているわけではありませんが、業者側がそのことを伝えてくれていないと還付金はどうなったのかと感じてしまうことがありますので気を付けましょう。
できれば見積もりや査定の段階で還付金の扱いはどうしているのかを確認しておくべきです。
悪質な業者だと還付金を含めた買取金額を提示することでさも高額買取しているように見せかけるケースも少ないもののあります。
そもそも還付金という制度があると知っていなければ気付くことがないので、トラブル防止のためにも正しく把握しておきましょう。