自宅にいながらパソコンを使って自動車査定ができる無料見積サイトはとても便利ですが、利用においては注意しておきたい点もあります。
一つは業者への応対が大変になること、もう一つは概算価格と最終価格の問題です。
それぞれにどんな問題があるのか、無料見積りサイトを利用する前に確認しておきましょう。
業者への応対が大変?
無料見積もりサイトを利用したことがない人は知らないかもしれませんが、ここを利用すると一斉に複数の買取業者に見積り依頼を出すことになるので、一度にたくさんの業者から問い合わせの電話がかかってきて、その応対がとても大変になります。
なんども利用している人は慣れているかもしれませんが、初めての利用でしかもコミュニケーションが苦手な人は、この一斉の問い合わせに面食らうことがあるかもしれません。
しかも、それぞれの会社がちょうどいい具合に間隔をあけて電話をかけてくれればいいのですが、そんなことお構いなしで立て続けにかけてくることもあります。
- したがって、無料見積もりを頼むときは、業者への対応が手際よくできるように準備しておかなければなりません。
- 無料査定で提示される金額は概算価格であり、それが最終的な金額になるわけではありません。
さらにそこから査定を受けることが決定したら、今度は問い合わせだけでなく、複数の会社が一斉に訪問査定にやってきて車を査定することになります。
このときも相手が一人ではなく複数同時なので、やはりその応対が大変になることを覚悟しなければなりません。
概算価格と最終価格を知っておく
さらに注意しておきたいことは、無料査定には「概算価格」と「最終価格」があることです。
概算価格とは、実車を査定する前の、車の概要だけを基に算出された査定額のことです。
最終価格とは、実車を査定して最終的に出される買取金額のことです。
何を注意すべきかといえば、無料査定で高額な査定額が提示されても、それで大喜びしてはならないということです。
その後、実車の査定を行い、その査定の結果として出される金額こそが最終価格であり、その最終価格が本当の買取金額になります。