車の査定に関する口コミはネット上でたくさん見つけられますが、そうした情報のすべてが正しいとは限らず、中には間違った口コミも見受けられます。
こうした間違った口コミを信じてしまうと自分が車を査定してもらう時に本当に優れた査定業者を見落としてしまうことにもなりますので注意が必要です。
では、具体的にどんな間違った口コミがあるのでしょうか。
査定額に関する間違いについて
よく見られるのが査定額に関する間違いです。
中古車市場では車種ごとにある程度の相場が設定されており、査定では相場をベースにしながら車の状態などを加味して最終的な査定額が計算されます。
ですが車を売る人のすべてが相場を把握しているわけではないので、時には適正な査定額だったとしても安いと感じる方が出てきてしまいます。
たとえば相場が200万円の車を売る人が、500万円で売りたいと考えていたとしましょう。
業者が正しく査定をして250万円の査定額になったとすれば相場以上の高額査定だと言えるのですが、その人からすれば希望の額の半額でしかありません。
その結果あそこの業者は安く買い叩く業者だと口コミを広めるケースが出てきます。
- 一見悪い業者のように思えますが相場を知っていれば口コミのほうが間違っているとわかります。
- お互いに人間ですから相性があり、口コミで対応が悪いとされていても実際のところはわかりません。
査定額は間違いを生みやすい要素だと言えるでしょう。
担当者による間違いとは?
車の査定では担当者に交渉をはじめとした対応をしてもらうことになるのですが、たまたまお客と担当者が合わなかったというケースでもそれが口コミで悪い評判として伝わってしまいます。
実際にその業者を利用してみるととても丁寧な対応だったと感じることも多く、個人の感じ方で対応の良し悪しは変わってしまうことがわかります。
この点も口コミを信用しすぎるとかえって損をする可能性があります。
口コミだけを見て業者選びをするのではなく、自分の判断で選ぶことも大切です。