自動車を売却する時にも残念ながらトラブルが起こることがあります。
そう頻繁に起こっている訳ではありませんが、トラブルがゼロという訳ではありませんので、いつかは起こるものだと考えておいた方が良いでしょう。
ここでは買取価格交渉でのトラブルについて考えてみます。
交渉時にはどんなトラブルがあるの?
最も多いケースとしては、売主と査定士の人が喧嘩をしてしまうというものです。
これは売主側に問題があることもあれば、査定士の方で問題があることもあるので、どちらがどうということではありません。
ただ、売主側としても相手は人間ですので、車を売ってやるという横柄な態度をとっていれば、トラブルの元になると言って良いでしょう。
反対に、査定士の方でも態度が悪ければ、トラブルになってしまいます。
このトラブルを防ぐには、お互いに紳士的な態度で交渉をすることが大切です。
情的になってしまうと、暴言を吐いてしまうリスクが高くなります。
査定士としても簡単に買取額をアップできない理由があるので、自分だけの希望を押し付けるのではなく、落とし所を見極めるのが重要です。
ちなみに落とし所とは両者がちょっとずつ損をして、ちょっとずつメリットがあるという着地点のことで、ここを勘違いしている人も少なくないので忘れないようにしてください。
もう1つのケースとしては、余計な引き伸ばしはしないということです。
粘って時間をかければ査定額がアップすると考える人もいるかもしれませんが、この方法は心象が悪いですし、ヘタをすれば買取不可とされることもあります。
買取業者としても、どうしてもその人から買取をしないといけないことはありませんので、ある程度交渉をしたらすっぱりと返事をするようにしてください。
トラブルが起こった時にはどうすれば良い?
売主が気をつけていても、トラブルに巻き込まれる時には巻き込まれるものです。
そこでどうしても回避できなかった時には、まずは第三者に相談するようにしてください。
公的な機関なら国民生活センターや消費者生活センターなどがありますので、まずは相談してから解決策を考えるようにしましょう。