自動車の買取相場というのは、情報があるようでありません。
何故、そのようになっているのかというと、非常に流動的であるからです。
また、自動車は消耗品でもありますので、どのように使われていたかによって、その状態が大きく変わってきます。
つまり、1台1台査定をしてみないことには、詳しい価格というものが出せないのです。
ここでは中古車の買取値段がどのように決まるのかを考えてみましょう。
中古車の値段はどう決まるのか知ろう
中古車の買取価格というのは、大きくわけると3つのことで値段が決まります。
1つは、オートオークションによる落札価格です。
このオートオークションというのは中古車業界の人のみが参加できるもので、資格を持たない一般の人は参加することができません。
参加するのは中古車店であったり、買取専門の業者などになるので、ここでの落札価格というのは中古車市場に大きな影響を持っているのです。
- 買取専門の業者にしても、基本的にはこのオートオークションの落札額を目安にしていると考えて良いでしょう。
この落札額を目安として、次に各買取店の需要と供給が影響を及ぼします。
人気のある車であったとしても、その業者では在庫が余っているというような状況であれば、相場より高く買取をすることはありません。
しかし、反対に人気があまりないという車でも需要さえ高いのなら、相場より高くても在庫を確保しようとします。
つまり、オートオークションの落札額というのは、あくまでも基準額でしかないと考えておくと良いでしょう。
最後に上でも少し触れましたが、実際の査定によって値段が決まります。
査定のポイントになる部分でマイナス査定よりもプラス査定が多ければ、プラスになることもありますし、その逆ならマイナスになるという可能性もあるのです。
どうすれば簡単に高値で売却できる?
ここまで見たように、基本的に中古車の買取額というのはあってないようなものです。
ですので、少しでも高く売却したいのなら、1つでも多くの業者から見積もりを集める必要があります。
最近では一括査定サービスというものがあり、とても簡単に見積もりを集めることができるようになっているので、お勧めしておきます。