最近では車の売却をする時には、一括査定サイトを使う人が増えてきました。
車を売却するのは良いのですが、日中は仕事で忙しく、なかなか休みが取れないという人だと査定にどのくらい時間がかかるか気になってしまうものです。そこで車の査定にかかる時間について解説します。
車の査定は意外と短時間で終わるの?
車の買取を行っている業者のウェブサイトなどを見ると、査定には1時間程度かかりますと表記してあることがあります。
しかし、これは査定のみの時間ではなく、その後の値段交渉であったり、契約に関する話の時間もコミで書かれているものなのです。
つまり、1時間という時間は査定プラス査定後の売買契約を合わせた時間となります。
では、車の査定そのものはどのくらいの時間がかかるのかという話ですが、これは買取業者によって多少異なってくるそうです。
- 短いと10分程度、長くても20分程度で車の査定そのものは終わります。
では、どうしてそんな短時間で査定が終わるのかと言うと、車の査定とはある程度どこをどう見るかが決まっているからです。車検証に記載されている車のスペックやグレード、車種などの他、走行距離や車の内装、外観に傷はあるか、汚れていないか、などを確認します。
エンジン音やブレーキ回りに不備がないか、オプション品をつけているのならその状態はどうかなどのように手順通りに査定をし、項目ごとにプラスとマイナスをつけていくのです。
もともと車の車種やグレードなどで基本となる相場があり、そこに査定の増減を反映した結果、いくらという買取額が決定します。
勿論、その買取額が最終的な決定額という訳ではなく、査定後の価格交渉によって多少のアップはしてくれるので、少しでも高く買取してもらいたい場合は、複数業者から査定をしてもらうのが基本なのです。
持込査定と出張査定では査定額が違ってくるの?
車の査定には持込査定と出張査定の2つがあります。
持込査定とは買取業者の店舗に車を持ち込んで査定をしてもらうもので、出張査定とは自宅もしくはガレージまで業者にきてもらって査定をしてもらう方法です。車の持込をする分、持込査定が有利になるということもありませんので、忙しい人も含めて出張査定の方が便利でしょう。
最近では多くの買取業者が無料で出張査定を行っていますので、金銭的に負担がかかることもありません。
また、出張査定の有利なところは一括査定サイトを利用し、複数の業者から見積をもらっている場合でも1度に査定を終わらせてしまうことができる点です。
複数の業者の査定に同日の同時間帯を指定することで、一度に査定を終わらせることもできますし、買取額の調整も業者同士で行いますので交渉を行う必要もありません。