車を売るとしても、1円でも高く売りたいものです。
一般的に中古車市場というのは、年間を通して比較的に安定しているそうですが、それでもタイミングによっては大きく買取額が変わってきます。
そこで車を売る時のベストなタイミングについて考えてみましょう。
車を売るにはタイミングを見るのが重要?
車を売る上で最も重要なタイミングとされているのが、車のモデルチェンジです。
特に細かいバージョンアップではなく、モデルそのものが大きく変わるタイミングは重要になります。
何故モデルチェンジのタイミング重要なのかと言うと、いくら人気の車種であっても新型に人気が集中するからです。
古いモデルを売却して、新型を購入しようと考える人も多く、旧型は中古車市場としては供給過多になる可能性も高いと言って良いでしょう。
つまり、モデルチェンジと同時に売れ筋だった車が正反対になってしまう可能性も高いのです。
ですので、何らかの発表がメーカーからされたのなら、すぐにでも売却する準備を始めた方が良いでしょう。
勿論、愛着があって乗り続けたいのなら問題はありません。
もう1つ、タイミングとしては決算時期を考えるのも有用です。
決算期というのは、企業としてはどうしても業績を伸ばしたいものなので、多少なら相場を無視しても売買が活発に行われます。
この時期に関しては、車を売るだけではなく、買うのにもベストなタイミングだと考えて良いでしょう。
時期という意味で言えば、1月~3月というのも中古車市場が動くタイミングです。特にコンパクトカーや軽自動車というのは、この時期に良く売れるものですので在庫を増やす意味でも買取額がアップすると言って良いでしょう。
また、車検が切れそうというタイミングも売り時だと言えます。
車検を通す必要がなくなるので、切れる前に売却してしまいましょう。
売り時を狙いすぎるのも良くないって本当?
車の売り時は上で書いたように様々なものがあります。
しかし、ベストなタイミングがあるということで、そのタイミングを待ち続けるのも良くありません。
何故なら年式が古くなる可能性があるからです。
中古車市場としては年式は若い方が良く、タイミングでの買取額がアップするよりも年式が古くなることの値下げが大きいこともあります。
ですので、あまり狙いすぎるというのも良くないので、車を売却しようと考えた時に売ってしまうのがベストな売り時と言えるかもしれません。
無論、日頃から情報を集めておいても損はありませんので、何となく車を売ろうかなと考えた時には情報収集から始めても良いでしょう。