中古車を売却する上で重視しておきたいことがいくつかあります。
その中でも、最も重視しておきたいのが、モデルチェンジに関する情報です。
ここではモデルチェンジをした時の買取相場の変化について考えてみましょう。
モデルチェンジ後に古いモデルの車は安くなる?
中古車の市場というのは需要と供給が大きく影響します。
良く売れる人気の高い車なら買取額も高くなりますし、反対にほとんど売れない車なら買取額は下がっていくものです。
ここで車を売却する時に重要なのがモデルチェンジの情報になります。
- いくら人気のある車であってもモデルチェンジされてしまうと、古いモデルの車というのはどんどん値下がりしてしまうのです。
- いついつにモデルチェンジしますと情報が発表されると、値下がりが始まると言っても良いので、できれば早い内に売却した方が良いでしょう。
何故どんどん値下がりしてしまうかと言うと、多くの人が古いモデルの車を売却することにあります。
古いモデルを売却して新しいタイプに乗り換えるという人も多いでしょうが、この値動きを見越して値下がりする前に売却するという人も少なくありません。
先ほど書いたように需要と供給が市場に影響力がありますので、モデルチェンジがされれば当然新しいモデルの需要が高まり、反対に古いモデルの需要は低くなります。
その状況で旧型モデルが大量に売りに出されてしまうと、供給過多になってしまってバランスが完全に崩れてしまうのです。
結果、どんどんと値崩れを起こしてしまって、旧モデルの買取額が下がっていきます。
ただし、新型モデルに人気がなければそこまで値崩れしない可能性があるのも覚えておいください。
モデルチェンジされるのなら売却した方がいい?
結論を書きますと、モデルチェンジの情報が出た時点で売却を迷っているのなら売ってしまった方が得策です。
ただし、上でも触れたように新しいモデルの人気が低ければ、そこまで大きく値下がりしないこともあるので、良く情報を見極めるのが重要です。