この業者数社との交渉を行うことで高い確率で買取金額はアップします。しかし、状況により買取金額の上がり方が異なります。1万円から2万円ほどで終わってしまうこともありますし、10万円ほどアップすることもあります。運によるところも大きいですが、それなりの努力は必要となります。
ココまでの交渉をするつもりがないのなら買取業者の査定金額が出揃った段階で最も高い金額を提示してきた業者に売りたいという旨を伝えましょう。また、他の買取業者にも断りの連絡をするようにしましょう。どうしても、電話では言いづらい様ならメールでも構いませんが何も連絡をしないということはやめましょう。
電話もしくはメールで、「他の買取業者に売却することに決めました。」「また、何かの機会があったらお願いするかもしれません。」等を伝えましょう。丁寧に接することが大切です。
具体的な買取金額アップの方法
各買取業者の査定金額を確認して、上位2社に対してさらなる競争を仕掛けることで査定金額のアップを狙います。(交渉ごとに自信があるのなら3社を競わせてもOKです。)
高い査定額を提示してきた買取業者に連絡をすることで交渉がスタートします。まず、はじめにやるべき事は2位の金額を提示してきた業者に連絡を取ります。そして、1位の業者の金額を伝え、「これ以上出せますか?」と尋ねます。「もう少し出せます。」という回答をもらったら、今度は1位の業者に連絡を取り2位の業者にやった事と同じことをします。
例えば「今のところ105万円の提示が最高ですけど、それ以上出すことが可能ですか?」という風に交渉を進めていきます。買取業者がすぐに引き下がってしまったり、ほとんど金額の上昇がなければほぼ限界とみて間違いないでしょう。
基本的に車の売却において具体的な数字を提示するのはご法度ですが、このように最終の「ツメ」の段階なので具体的な数字を織り交ぜて交渉するのは一向に構いません。また、「いくらならウチに決めてもらえますか?」の質問にも答えるようにしましょう。交渉している最中にどれくらいの査定金額になるかを見極め、そこから1万円から2万円ほど上乗せした金額を伝えるようにするといいでしょう。
ココまで来たら、より具体的に「112万円で買い取ってくれるのなら、あなたのところで決めます。」といったようにより具体的に交渉していきましょう。こうすることで、「上司に話したところ112万円は厳しいですけど111万円なら買い取れます。」等言ってくるかもしれません。
このような交渉をするにあたり、いつでも車を持っていってもらって構わない状態にしておく事が重要であり、すぐに引き渡せない状況だと査定金額はそう簡単には上がらないでしょう。